いびきをかくのは大人のイメージですが、子どもでもいびきをかくことがあるんです。
すやすや眠っているわが子からいびきが聞こえたときは注意が必要かもしれません!
今日は子どものいびきで注意が必要なのはどんな時かまとめてみました。
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目次
子どもがいびきをかくのはどんな時?

大人がいびきをかく原因は、太りすぎでのどが狭くなったり、お酒を飲んだ時に舌がのどの奥のほうに沈んでしまって息の通り道が狭くなることで大きないびきとなって症状が現れることが主です。
それに対して子どもは太りすぎでのどが狭くなることや、ましてやお酒を飲むことはありませんのでいびきをかくときには大人と違った原因が考えられます。
とても疲れたとき
外遊びをたくさんしてとても疲れたときに子どもがいびきをかくことがあります。
いびきをたまにかく、くらいの場合は疲れすぎかもしれません。
アレルギー性鼻炎のとき
アレルギー性鼻炎のために鼻が詰まると口で呼吸をすることになります。
そのためいびきをかくことがあります。
扁桃腺・アデノイドの肥大

扁桃腺やアデノイドが肥大するといびきをかくことがあります。
どちらも気道を圧迫してしまうことによりいびきをかきます。
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何科で見てもらうのが正解?
扁桃腺やアデノイドが肥大しているかどうかは耳鼻咽喉科で見てもらいましょう。
単に肥大していても日常生活に影響がなければ経過観察となるかと思いますが、心配なのは次のケースです。
日中ぼーっとしている

扁桃腺やアデノイドの肥大によって睡眠中の呼吸が妨げられるようになると(睡眠時無呼吸症候群)、たくさん寝ているはずなのに十分な睡眠が確保されず、日中の活動に影響が出てしまいます。
集中力がなくなったり日中にぼーっとしているようなことが気になる場合は対策を。
中耳炎や副鼻腔炎によくかかる
気道を通しての呼吸がうまくいかないと、耳や鼻に負担がかかり中耳炎や副鼻腔炎にかかりやすくなります。
どちらも発熱したり痛みを伴うので何度もかかるようであれば一度見てもらいましょう。
手術する?しない?

症状がひどい場合は手術で肥大した部分を切除することがあります。
手術するするかしないかの明確な決まりはなく、医師の判断によるところが大きそうです。
手術する場合は入院が必要だったり、全身麻酔なのでそのリスクが心配になるかと思います。
全身麻酔だと子どもが暴れることはありませんが、安全性は100%ではないので、子どもの年齢やリスクを考慮したほうがよさそうですね。
アデノイドは6歳ころをピークに大人になると消失するものなので、症状によってはそのまま小さくなるのを待つということもありえます。
子どものいびきを甘く見ないで!
子どものいびきによって引き起こされる症状は様々です。
睡眠時無呼吸症候群のためにぐっすり眠れなかったら、きちんと体が成長しなかったり、日中の活動も元気がなかったりと意外と深刻。
また、風邪をひきやすかったり、しょっちゅう中耳炎になって長期間耳鼻咽喉科に通わなくては行けなかったりと、本人だけでなく、看病する家族にも影響が出てきます。
家族みんながゆっくり休めて、健やかに暮らしていけるよう、気になる症状があったら一度耳鼻咽喉科で見てもらってはいかがでしょうか。
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