妊娠、出産を得て育児の最初のかべになるのが母乳育児ができるかどうかという方も
多いと思います。
最近では、粉ミルクより母乳で育てる方がよいと言われることが多く、妊娠中から
母乳がでるかどうか不安になることもあるのではないでしょうか?
私も妊娠、出産を通して最初にぶち当たった壁が母乳がちゃんと出ているのか、
足りているのかということでした。
出産直後はインターネットや母親学級などを通して得た情報からどうしても母乳で
育てたいとの思いを強くもっていました。
しかし、実際には出産直後の入院中、母乳だけでは充分に赤ちゃんの体重が増えず
母乳育児を推奨する病院でしたが、退院時の栄養指示は混合となってしまいました。
退院後も母乳とミルクの混合にしていましたが、常に体重が増えているのか、母乳が
足りているのか不安でした。
それでも、母乳育児を諦めたくなく、退院後も授乳前には必ずおっぱいの基底部の
マッサージをかかさず、できるだけ和食中心の食事をするように心がけました。
出産から約2週間後の母乳外来にて退院後の赤ちゃんの体重、母乳の分泌を確認すると
順調に体重が増えていました。
また、赤ちゃんも充分に母乳を飲むことができるよつになっており、初めて完全母乳も
可能となりました。
いきなり、完全母乳とするのも不安だったので少しずつミルクの量を減らし生後1ヶ月頃には
完全母乳にすることができ、1ヶ月検診でも順調に体重が増えいて、ホッとしました。
今、思い返すと貴重な新生児の時期に母乳育児にこだわってしまったがあまりに
そのことばかり考えていた記憶しかありません。
入院中に、助産師さんから母乳育児はお母さんの分泌量だけでなく赤ちゃんの哺乳力が
伴って初めて成立すると教えてもらいました。
その言葉をもっと深くとらえて、もっと楽しんで育児ができていたらなと、
少し後悔があります。
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