子どもの健康状態を把握するために欠かせない健康診断。
一見何もなくすくすく育っているように見えても、発育状態に問題がないかは、専門家に見てもらうことで早期発見につながります。
子どもの健診で1歳6か月健診と3歳児健診はどの自治体でも行っているので事前にお知らせがきて受診することになります。
今回は3歳児健診の意味と内容、そして尿検査でオムツが取れていない子についても方法を紹介します。
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目次
3歳児健診の内容は?

3歳児健診の内容は以下の通りです。
- 身体計測 身長・体重・胸囲の計測
- 歯科検診 虫歯やかみ合わせの検査
- 内科健診 脊椎や胸郭の病気、皮膚、目、耳、鼻、のどの病気がないか
- 尿検査 尿蛋白、潜血の検査
そのほかに必要に応じて育児相談、栄養相談、歯の磨き方、言葉の相談、運動能力の相談などもできます。
健診を受ける意味

最近眼鏡をかけている子どもを見ることも多くなりましたよね。
私の周りでも眼鏡をかけているお子さんがちらほらいて、そのママに聞いてみると「3歳児健診で弱視であることが分かって」ということでした。
3歳児ではよく見えていないということを自分から言い出すことはできません。
専門家によって早期発見することによって、より早い段階から矯正、治療ができるので大切なんですね。
他にも虫歯の早期発見も大切です。
乳歯はどうせ生え変わるから、と思っているかもしれませんが、口の中の環境は小さいうちから整えておかないと生え変わった永久歯もあっという間に虫歯になってしまいます。
身長体重は成長曲線内に収まっていればとりあえず安心です。
仮にはみ出していても順調に増えているようなら特に治療がない場合が多いですが、食事を食べない、もしくは食べすぎるということが原因の一つなら栄養士さんに相談することで改善できることもあります。
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オムツがとれていないのに尿検査がある!

私の周りでは2歳前後でオムツをとるいわゆるトイレトレーニング(トイトレ)を意識しているように思えます。
保育園に通っているお子さんはもう少し早いでしょうか。
でも実際お子さんが2歳になるタイミングは下のお子さんを妊娠していたり、はじめやすいタイミングといわれる夏を逃してしまったり、お子さんが何度もお漏らしをしてしまって心が折れて再びオムツに逆戻りといったようになかなかうまくいかないことも多いです。
そんなこんなでのんびりしていたら3歳児健診で尿検査が!確実にトイレでおしっこができない場合は以下の方法をお試しください。
ひたすらおまるに座ってもらう
おまるならできる、というお子さんならとりあえずおまるに出るまで座っていもらいましょう。
朝起きてすぐのタイミングはおしっこは出やすいので、ご機嫌がよければうまくいくかも
お気に入りの紙コップを用意してみる
男の子なら好きなキャラクターの書いてある紙コップ、女の子ならかわいい絵のついた紙コップを用意すれば面白がっておしっこしてくれるかもしれません。
オムツの上に絞れるものを載せておく
まったくトイレでできる気配のないお子さんには、オムツの上にガーゼやキッチンペーパーなどを乗せておくという方法もあります。
その際はオムツにしみこむ量をなるべく少なくするために間にラップを挟むと効果的。
水に流れないタイプのポケットティッシュがあれば明け口をしっかり開けて、袋に入ったままオムツに乗せるという方法もあります。
どちらも容器にしぼったおしっこを提出することになります。
うまくいかなければ後日でOK
健診当日の朝に限ってばたばたしてうまくおしっこが採れない、そんなときはあきらめるのも一つです。
うまく取れない場合は後日提出しても大丈夫なので、そんなに気負わなくてもいいんですよ。
大切なのはお子さんが健康に育っているか、しっかりと見てもらうことです。
聞きたいことや気になることをしっかりまとめていって、今後の育児に役に立てましょう。
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