保育園や幼稚園がタダに!?
そんな子育て世代にはうれしい制度が導入されようとしています。
でも無償化といってもすべての子どもたちがタダになるのでしょうか?
今日は2018年の10月時点で決まっている保育園・幼稚園無償化の情報をまとめたいと思います。
スポンサードリンク
目次
保育園と幼稚園の無償化は私立も対象?

保育園や幼稚園には私立と公立があるのはご存知でしょうか?
私立の幼稚園と公立の幼稚園
私立の幼稚園は学校法人や宗教法人などが母体となり、個性のあるカリキュラムを組んでいます。
その分保育料に幅があり高額になる幼稚園もあります。
一方の公立の幼稚園は市町村が運営するため費用が私立に比べると安いです。
市町村運営なので安心感もありますよね。
私立の保育園と公立の保育園
保育園も私立と公立がありますが保育料は所得によって変わってくるだけでどちらも保育料は変わりません。(認可外保育園を除く)
教育内容は幼稚園のケースと同じような違いがあります。
いずれにしろ、どの施設も実際に見学してみないと、それぞれの特徴はわからないということですね。
無償化の対象は?

一般的な私立幼稚園の保育料は3~5万円、公立の幼稚園は1万円前後。保育園の保育料は所得によって違ってくるきます。
値段に幅があるのに全員が無償化になるのでしょうか?
対象は3歳以上
3~5歳は所得制限を受けずに無償化に。
ただし幼稚園は月に2万5700円が補助の上限で、0~2歳児の無償化は住民税の非課税世帯のみです。
認可外の保育施設は月に3万7000円の補助が出るようになります。
認可外の保育施設は高額なもので10万円かかるところもあるようで、まだまだ負担額は大きそうです。
いつから無償化になるの?

2019年の10月に消費税率が8%→10%に上がります。
そのタイミングで無償化はスタートになります。
無償化の対象世帯にはありがたいですが、消費税率が上がってしまうので実際にはまるまる負担が減るということではないんですね。
スポンサードリンク
給食費や預かり保育は無料?
保育園では毎日給食が提供されます。
幼稚園では園によってお弁当だけの園もあれば給食が選べたり、給食を全員に提供する園もあり、保護者の負担はまちまちです。
給食費が無償化になるとしたらお弁当のみの園にとっては不公平になってしまいますよね?

保育園の給食費
これまで保育園の給食費は、ご飯などの主食が月3000円で、おかずなどの副食が月4500円徴収されていました。
2019年10月からは主食は実費負担、副食は保育料に含まれることになります。
幼稚園の給食費
幼稚園の給食費に関しては主食、副食ともに実費負担となります。
幼稚園の預かり保育は無料になるの?
保育園よりも預かり時間が短い幼稚園。
預かり保育を利用している人も多いと思います。
預かり保育に関しては現段階も調整中の様ですが、大まかに決まっていることとしては各市町村がきめる就労条件を満たしていれば無償化になるといわれています。
この条件がきびしいのかどうか、今後の決定が待たれます!
みんなに平等は難しい!
子育て世代にとって、保育料の無償化はうれしいニュースですが、預ける施設やそれぞれの家庭の状況によって負担する部分にどうしても違いが出てきてしまいます。
未来を担う子供たちが一人でも多く育っていけるように、これからも制度の改正を望みます。
スポンサードリンク
コメントを残す